昨年に引き続き、「握飯世界一決定戦 “ONIGIRI ” WORLD CHAMPIONSHIP 2019」に審査員として参加しました。国際大学の留学生6チームに加え、今年からは、地元魚沼の飲食店から日本代表として3チームも参戦、「国際色豊かなオニギリ」と「日本らしさ溢れるオニギリ」が日本一を競いました。
このイベントは南魚沼市との共催で、以前、お米マイスターが南魚沼市での講演で提案した企画が実現したものです。
出場チームは、3月に開かれた合同練習会で講習と試作を行い、本大会に挑みました。留学生チームは、クミンやチリパウダーなどのスパイスや、マトン、コリアンダー、アボカド、チーズなどの具材をおにぎりに混ぜ、母国の食文化をコシヒカリとうまく調和させ、日本人向けの味付けにアレンジするなど、食べやすく工夫されており、とても美味しくいただきました。
各チームが発表したおにぎりは来場者にも振舞われ、審査員投票と一般投票の結果、初代世界王者には、「ラオスチーム」に、五ツ星お米マイスター賞には、「ネパールチーム」が決定しました。ラオスチームは、小さく刻んだ鶏肉やキノコに、レモングラスやショウガを混ぜスパイシーな味付けに。日本人向けに辛みを控えたそうです。
このイベントを通じて、日本のソウルフード「おにぎり」が「ONIGIRI」として世界で親しまれる料理になり、新しい食文化を築いていければと思います。
講習日 | 2019年04月27日(土) |
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時間 | 12:00~13:30 |
会場 | 国際大学(INTERNATIONAL FESTIVAL 2019) |